ともみ先生のHAPPYマタニティライフ(fam[ファム] 2024年夏号)

ともみ先生のHAPPYマタニティライフ

子どもの歯並び、あごの成長は胎児期からのケアが重要。マタニティ期に知っておきたいことを歯科医のママが紹介!

fam[ファム] 2024年夏号

 昨年、私は第4子を出産しました。陣痛開始から約2時間、病院到着から40分のスピード安産でした! 夫が家族にLINEするも、あっという間すぎて誰も気づかず…。何より私自身が一番ビックリでした。生まれたばかりの赤ちゃんは、本当に可愛いですよね。顔を見ているだけで、こちらがニヤニヤ。しかし、子育ては楽しいことばかりではありません。夜間授乳で寝不足、クタクタです。

赤ちゃんがグッスリ寝てくれるポイントは
寝姿勢と布団

 新生児には、キャリーベッドや赤ちゃん用かごベッドを用意する場合が多いと思いますが、そのベッドに敷いてある赤ちゃん布団を、ちょっと見てみましょう。

↑もともと設置されている布団。真っ平で硬くて薄い

もともと設置されている布団は平らで厚みがなく、寝姿勢が不安定に。このまま寝かせると、赤ちゃんの背中の筋肉が硬くなってしまいます。

↑全身不安定のため手足をバタバタして不安そう

 赤ちゃんの背中の 筋肉が凝ると…

◎呼吸がしにくくなり、グズグズの原因になる。
◎布団に寝かせようとすると起きてしまう「背中スイッチ」と呼ばれる現象がおきる。

このようなことが誘発され、赤ちゃんとの生活がどんどん辛くなってしまう要因になります。

次の写真は、もともと設置されていた布団と、寝姿勢を安定させる工夫をした布団の比較。明らかに、赤ちゃんの寝姿勢が違うことが分かります。

 ちょっとした工夫で、赤ちゃんがグッスリ寝てくれるようになります。お母さんの負担は減り、赤ちゃんとの生活がより幸せなものに。もちろん、赤ちゃんの発達にも良い影響が沢山あります。

・なかなか寝てくれない。
・寝てもすぐ起きてしまう。
・授乳や抱っこでは寝るのに、布団に置くと起きてしまう。

このような赤ちゃんの睡眠で悩んでいる場合は、当院で実施している「赤ちゃんコース」の受講がオススメ。その子に合った眠りのコツを伝授します。詳しくは「神の前キッズデンタルパーク」へお問合せ下さい。