子どもの歯並び、あごの成長は胎児期からのケアが重要。マタニティ期に知っておきたいことを歯科医でママの一方井友望先生(矢巾町にある「神の前キッズデンタルパーク」の院長。第4子を妊娠中。)が紹介!
姿勢が悪いと身体のあちこちに不具合が生じます。具体的に左図を見てみましょう。特に、子どもの姿勢の崩れ、運動能力の低下、口の機能の発達不良(口呼吸、歯並びの乱れなど)が問題になっています。その問題と向き合う中で〝軸育士〟と出会い、姿勢の軸を整える取り組みについて、学ぶ機会を得ました。
そこで今回は、軸育士に学んだ「姿勢評価」について、私を例に紹介します。姿勢評価とは、前面・側面・後面から身体の傾きや歪みをチェックし、どこの筋肉が弱く、鍛えるべきかを分析するものです。
人間の身体は左右均等(シンメトリー)が理想とはいえ、体の傾きや歪みがあるのが普通です。それにより代償運動(弱いところを補う動き)が生じ、過度に負担がかかる部位に痛みがでてきます。私の場合、妊娠時のトラブルとして腰痛(左側)がありますが、右の腹横筋が弱く、左で代償している可能性があります。
どちらも天然由来成分で安心。フッ素もあえて無配合。飲み込んでしまっても消化される成分なので、うがいができないお子さんも使用できます。つわりは辛いものですが、必ず終わりが来ます。できる工夫をして、のり越えていきましょう。
普段意識せずに使っている体ですが、肩こりや腰痛などの体の不調は、体軸(体を支える)となる筋肉の筋力低下が原因の可能性があります。また、妊婦の姿勢は子宮の状態にも、胎児の体の発育にも影響(※1)を及ぼします。さらに、体軸を構成する筋肉は、分娩時にも重要な働きをします。健康な赤ちゃんを産むためにも、正しい姿勢を維持する筋力を鍛えることはとても大切なことなのです。左ページ「子どもの姿勢とからだの軸」もあわせてご覧下さい。次回は体軸の鍛え方について、マタニティVerの一部を紹介します。
※1:神の前KDP「キッズブログ」ともみ先生のマタニティライフ第11回参照