ともみ先生のHAPPYマタニティライフ(fam[ファム] 2023年春号)

ともみ先生のHAPPYマタニティライフ

子どもの歯並び、あごの成長は胎児期からのケアが重要。マタニティ期に知っておきたいことを歯科医でママの一方井友望先生(矢巾町にある「神の前キッズデンタルパーク」の院長。第4子を妊娠中。)が紹介!

つわりがつらい時におすすめの対処法

 私、なんと第4子を妊娠! そこで、改めて妊婦さん向けの情報を発信していきます。今回は、4人目にして最大だったつわり体験から、私が行った対策をご紹介します。

下着も服も、しめつけNG。 子宮をふんわり下から 支えるものを

 下着のシャツは妊婦用カップ付きタイプに、パンツはユニクロのシームレスショーツに替え、締めつけがないものにしました。ズボンは、妊婦用のゴム紐調整タイプはどんなにゆるめても締めつけを感じたので、トコちゃんベルト(神の前KDP『キッズブログ』ともみ先生のマタニティライフ16回参照)のマタニティパンツに変更。お腹周りが腹巻で包まれ、トコちゃんベルトと併せて使うと骨盤を支える力もアップします。 

ヘッドが小さい歯ブラシや、味を受け入れられる歯磨き粉に変更。
妊娠期には成分もこだわりを

 奥歯をみがく際、歯ブラシのヘッドが大きいと嘔吐反射を誘発します。私は日頃電動歯ブラシ(ブラウンio9)を使用していますが、子ども用歯ブラシ(クラプロkids)に変更。歯磨き粉は、その日の状態で使い分けました。子ども用歯磨き粉に変更しても良いと思います。また妊娠期は、お母さんが摂取したものが胎児にダイレクトに影響を与えます。特に口の中は粘膜なので、成分が吸収されやすい部分。歯磨き粉も成分にこだわりましょう! オススメは『B+』『ORALPACE』の2種類です。

オススメは『B+』『ORALPACE』の2種類
↑詳しくは、ともみ先生のインスタグラム参照

どちらも天然由来成分で安心。フッ素もあえて無配合。飲み込んでしまっても消化される成分なので、うがいができないお子さんも使用できます。つわりは辛いものですが、必ず終わりが来ます。できる工夫をして、のり越えていきましょう。