ともみ先生のHAPPY子育てライフ vol.6(fam[ファム] 2019年夏号)

ともみ先生のHAPPY子育てライフ
ともみ先生のHAPPY子育てライフ

産後最大の難所「睡眠不足」を解消する方法=赤ちゃんがぐっすり寝てくれる方法について、2回に渡りお届けします。グッズなどで本当に赤ちゃんは寝てくれるのか? 実は私も半信半疑でしたが、実践してみて確信に変わりました。今回はまず、「おひなまき&首枕」についてお伝えします。

 「おひなまき」とは、赤ちゃんを薄手の布で独特な方法でくるむものです。赤ちゃんの姿勢をまんまるに保ち、びくっとなって目が覚める(驚愕反射)も防ぐことができます。首枕は、首すわり前の赤ちゃんの首を支える枕のこと。首はたくさんの神経や血管が通る、とても重要な器官です。首すわり前までの赤ちゃんの首の筋肉はとても弱く、しっかり支えてあげないと顔が左右どちらかに向いて、向き癖がつきやすくなるのです。おひなまきに首枕をまきつけ、赤ちゃんをくるみます。この時、キツキツにまいてあげるのがポイント。赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時、狭いお腹の中で手足を伸ばし筋肉を鍛えています。おひなまきも同じこと。布の抵抗の中で、手足をぐんぐん伸ばして筋肉を鍛えるのです。私は、娘の生後1日目、母子同室になって「おひなまき&首枕」を開始。まんまるに包まれた娘は落ちついて、本当によく寝ました。

赤ちゃん
ちっちゃく丸まって、だっこもらくちん

 こうして生後3ヶ月頃まで、おむつ交換やお風呂以外はおひなまきをつけっぱなしにしました。4ヶ月頃からはお風呂上りにおひなまきをして、そのまま眠るようにしています。だっこで寝かしつけをしなくても、布団に入ってオルゴールを聞かせるとすーっと眠り、夜間も一度添乳をするだけで朝までぐっすりです。また、首がすわってからも、ベビーカーやチャイルドシートに乗せる時、夜寝る時は首枕を付けています。おかげで向き癖もなく、頭の形も綺麗。首枕は、既に向き癖がついてしまったお子さんにも効果が期待できるそうです。