ともみ先生のHAPPYマタニティライフ(fam[ファム] 2024年春号)

ともみ先生のHAPPYマタニティライフ

子どもの歯並び、あごの成長は胎児期からのケアが重要。マタニティ期に知っておきたいことを歯科医でママの一方井友望先生(矢巾町にある「神の前キッズデンタルパーク」の院長。第4子を妊娠中。)が紹介!

妊婦さんの姿勢改善アイテム
 「靴」の選び方

 妊婦さんは姿勢のバランスを崩しやすく、代償運動(弱いところを補う運動)がおきて、腰痛・骨盤痛・肩こり等が起きてきます。この不調をそのままにしていると子宮の形が崩れてしまい、赤ちゃんの発達に影響したり、早産などの誘発につながる可能性があります。そこで、姿勢改善に役立つ靴についてお伝えします。

① 折り返し付きのWテープまたは靴ひもで足の甲を固定できるもの

② 中敷き(インソール)を取り外し、実際に立ってサイズチェックできるもの(インソールの長さは、自分の足指の長さ+捨て寸1cm)

ソールがねじれにくい硬さで、かかと部分を押してもつぶれないもの

④ MP関節(足指の付け根の曲がる部分)にあたる靴の前方部がしっかり曲がるもの

 また、室内履きのおすすめは「あゆみシューズ」です。これは、高齢者が転倒しにくい靴を目指し、さらに履きやすさを重視して作られた製品のため、脱ぎ履きしやすい上に歩行もサポートしてくれます。私は職場でも家庭でも、このあゆみシューズに、姿勢改善に役立つインソール「オーソティクス」(前回紹介)を入れて履いているため、寝ているとき以外は補正された姿勢を保っています。そのため、昨年の第4子の妊娠中は、お腹のハリも腰痛もほとんど無かったのではないかと思います。

※おすすめの靴一覧は、神の前KDP「キッズブログ」第28回参照。