ともみ先生のHAPPY子育てライフ vol.7(fam[ファム] 2019年秋号)

ともみ先生のHAPPY子育てライフ
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ぐっすり眠る子に育てるコツ その2

前回に続き「まんまるねんね」グッズのお話。まずは「天使の寝床」。これは、赤ちゃんをまんまるに寝かせる昔ながらのイジコ(嬰児籠)という籠を参考に作られたものです。お尻の部分が凹んだ形で、寝かせると自然に体が丸まるように出来ています。このようなまんまる寝床は、座布団を丸めたり、バスタオルなどを使って自分で作ることもできますよ。
 次に「うずまきクッション」。これは、妊婦さんから赤ちゃんまで使える万能クッションです。妊婦さんはお腹が大きくなって横向きやうつ伏せが難しい時、抱き枕として使うと楽チン。赤ちゃんが生まれてからは、授乳クッションやまんまるクッションとして使えます。授乳に使用の際は、お母さんの体に巻きつけて使います。新生児の授乳は赤ちゃんの首を固定して、お母さんは少し猫背になりますが、この姿勢がしんどい。新生児は身体が小さい割に重く、手首が腱鞘炎になったり、肩や背中が凝ったりします。うずまきクッションを使うと背中の支えに寄りかかることができて授乳姿勢が猫背にならず、赤ちゃんの身体もクッションで支えられて楽チンです。

↑ママの姿勢の支えにもなる「うずまきクッション」

 大きくなってきたらバスタオルを後ろに入れて背もたれにしてあげると、自分でお座りもでき、周囲を見渡しながら一人遊びができるので、赤ちゃんもご機嫌です。(※うずまきクッションは、寝床としては使用できません)。赤ちゃんの背中は、生後1年でC字型(まんまる)からS字型(大人と同じ形)へ成長していきます。まだ背中がS字型になっていない時期にまっすぐな寝床に寝せてしまうと、身体が緊張して硬くなり、ぐずりの原因にもなるのです。


ともみ先生の一言コメント

歯並びの悪い子は、口周りの筋肉に過緊張が起きています。この予防になるのが、口の中を触るマッサージ。毎日、口の中をぐるぐる触るだけで、だんだん緊張がほぐれてきます。歯みがきでおえっとなる子にも有効なので、ぜひ赤ちゃんの頃から始めましょう。