笑顔でつながる家族の輪(fam[ファム] 2024年春号)

佐々木ファミリー

photo/出張こども写真「ハートグラフ」

家族の輪

自分も周りも笑顔に変える
不思議なパワーを持つチアダンス。
笑顔の輪を広めるべく、この春新たな挑戦!

赤ちゃんからお年寄りまで、チアダンスの魅力を
広めたい! 弾ける笑顔で踊る、元気いっぱい素敵なママ。
ポジティブであり続ける秘訣を聞いた。

家族のプロフィール

ママ:佐々木真里奈さん・33歳・盛岡市出身・チアダンスインストラクター。
パパ:智也さん・34歳・盛岡市出身・会社員。長男5歳、長女2歳の4人家族。

真里奈さんは仙台の大学でプロスポーツチアリーダーとして活動後、盛岡の幼稚園に就職しチアに再挑戦。仙台で働く智也さんと2018年に結婚し2021年秋に盛岡へ。2019年2月長男、2022年3月長女誕生。2023年「チアダンス教室Nico&Happy」をスタート。岩手ビッグブルズ等でキッズチアスクールコーチも行っている。

故郷を離れて就農・子育て 自分の居場所は自分で作る

─チアダンスとは?
組体操などの演技をするチアリーディングから派生した、ダンスに特化したスポーツです。ヒップホップやジャズダンスなどの要素も入っているので、様々な動きが楽しめますよ。チアの魅力は、踊ることで相手にパワーを届けられること。チアを始めた大学生の時に、ちょうど震災が起きて。チームで被災地訪問をする中で、被災者が元気になるのを目の当たりにしたんです。そこでチアのスピリット「相手を元気づけるためには、自分がまず明るく振る舞う」の大切さを学びました。落ち込んでいる時にどう鼓舞するか。何事もポジティブに、大丈夫って考える。応援の力をすごく感じた経験です。

─幼稚園で働く傍ら、「岩手ビッグブルズ」のチアリーダーに
チームには3年在籍し、うち2年はキャプテンを務めました。平日は仕事後に練習、週末に試合。同時にキッズチアスクールのコーチもしていたので人生で一番頑張っていましたね。今の子育てと仕事の両立も大変な面はあるけど、両親や義両親にも協力してもらいながら無理なく続けられていることに本当に感謝しています。パパも全面的にサポートしてくれていて。大好きなダンスと子どもに関われているこの生活がすごく楽しい。仙台時代に専業主婦だったことも、ママ達の気持ちをイメージしやすくなり、今に活きています。

─いつも元気でいるために
家では結構ぼーっとしてますよ(笑)。ただ、切り替える時は「よし!」と声を出しますね。「頑張れ」や「大丈夫」など自分を鼓舞する言葉を口に出すのは大事。そして一歩外に出れば私はチアリーダー。自然と「笑顔スイッチ」が入ります。笑顔でいると人から褒められ、認められることでさらにポジティブになる。レッスンでも自分に自信を持ち、みんなのリーダーになれる子を育てられたらと思っています。

─これからの目標は?
この春始める「親子ダンス」の定期クラスでは、みんなで踊る楽しさを親子で感じてほしいです。そして今年は発表会をやりたい! 小学校や園に出張もしたいし夢はつきません。老若男女でチアを楽しみながら、私も生涯踊っていきたいです。


子ども達と公園でリフレッシュ

子ども達と公園でリフレッシュ

休日は基本どこかにお出かけ! 最近は兄妹が2人で遊ぶようになり、笑い合うのを見るのが幸せ。

真里奈ママの金曜日を追っかけ