音を感じる本

本を選んでくれたのは…

盛岡市立とりょう保育園地域子育て支援センター「あそびの広場」／伊藤理奈さん

「絵を見て楽しむ、読んでもらっている声を聞いて楽しむ、ページをめくって楽しむ、絵と声を一緒に楽しむ、言葉を真似て楽しむ…。子どもの年齢によって、様々な楽しみ方を味わえるのが絵本です。大人の膝の上に子どもを座らせ、同じ目線で絵本を読んで親しむことをおすすめします。
　「あそびの広場」は、就学前のお子さんと保護者が利用できる遊びの場です。9時から17時まで（12時から13時までは消毒のため休館）開所しており、無料で利用できます。お休みは、火曜、祝日、年末年始。手作りおもちゃで遊んだり、子育て相談ができたり、地域の情報も知ることができます。気軽に遊びにいらしてください。」

『でてこい　でてこい』

作：はやしあきこ
出版社：福音館書店
価格：880円

「でてこい、でてこい」と声をかけると動物が出てきます。げこげこげこ、ぴょ～ん、にょろにょろにょろ…言葉の繰り返しや、何の動物が出てくるのかを期待しながらページをめくる絵本です。丸、四角、長方形…どの形からどの動物がでてくるのかな？　動物あてっこも楽しめますね。

『たまごさんがね…』

作・絵：とよたかずひこ
出版社：童心社
価格：935円

たまごがころころ転がっていき…あー、あぶない!　「しんぱい、ごむよう!!」転がって落ちた先は、じりじりじりと音のする場所。さぁ、どこでしょう。この本は「おいしいともだちシリーズ」の1冊です。他のシリーズも音と言葉を楽しめます。何度も読んでいると、「しんぱい、ごむよう!!」のところを、声に出して読みたくなります。

『ノンタン　おしっこしーしー』