「絵本を買いに行こう!」と思っていても、なかなか自分では選びにくいもの。たくさんの本の中から、テーマに合わせた3冊を紹介。紹介された本のなかで気になるものがあったら、まずは図書館で借りてみるのがおすすめ。子どもが「また読みたい!」と何度も借りるくらい気に入ったら、自宅の本棚に迎えて。言葉の響き、季節の移ろいも感じながら、親子の時間を楽しもう。
本を選んでくれたのは…
さわや書店本店/児童書担当スタッフ 佐藤亜美さん
「岩手ゆかりの作家さんの本は、他にもたくさんあります。いわてをテーマにした本を広げながら、心がほっこりするような時間を過ごすのはいかがでしょうか。プレゼントにもおすすめです。」
本を選んでくれたのは…
さわや書店本店/児童書担当スタッフ 佐藤亜美さん
「岩手ゆかりの作家さんの本は、他にもたくさんあります。いわてをテーマにした本を広げながら、心がほっこりするような時間を過ごすのはいかがでしょうか。プレゼントにもおすすめです。」
どんぐりにんじゃ
作・絵:浅沼とおる
出版社:鈴木出版
発行日:2014年10月
価格:1,320円
おとのさまの命を受けて、ひげねこ城に潜入した「どんぐりにんじゃ」。たった一粒(一人)で任務を遂行する姿を応援しよう。最後に「ははーっ」とクールにかしこまる姿は、まねっこしたくなっちゃうかも!?
ごちそう たべに きてください
作:茂市久美子 絵:しもかわらゆみ
出版社:講談社
発行日:2021年1月
価格:1,540円
秋のどんぐりから冬の干し柿、そして春の訪れを告げるふきのとうまで。自然の恵みが、ごちそうするのが大好きなうさぎの手によって、森の仲間たちに優しさの輪となり広がる。これからの季節にぴったりの、温もりを感じる一冊。
さけの かけごえ どんどこせ
作・絵:菅原たくや
出版社:文化出版局
発行日:2016年6月
価格:1,540円
人の手で放流された稚魚が、大きくなって川に戻る姿を描く。食べる人と捕まる鮭、それぞれのたくましい表情が見どころ。「どんどこせ」のかけ声が、主人公にも読み手にも生きる強さを教えてくれる。
※この記事は「fam冬号vol.30(2021年12月)」に掲載されたものです。