秋に読みたい絵本・児童書

秋に読みたい絵本・児童書
本を選んでくれたのは…

滝沢市立湖山図書館/野口 友里さん

「湖山図書館では0歳から利用者カードを作り、本を借りることができます。また、おはなし会や映画会などのイベントも開催しております。児童コーナーには靴を脱いで絵本を読めるスペースも設けておりますので、ぜひご家族で遊びにいらしてください。」

『あきのセーターをつくりに』

『あきのセーターをつくりに』

文:石川睦美 絵:布川愛子
出版社:ブロンズ新社
価格:1,430円

ひんやりした秋の朝、すりちゃんはお気に入りのセーターを取り出しました。しかし、着てみるとつんつるてんです。セーターを大きくしてもらうため、ミコさんのお店に向かいました。秋の山にはなにがある? 秋ってどんな音? ミコさんはすりちゃんにききながら、どんなセーターがいいか考えます。秋の空気や風景を想像するのが楽しい、かわいらしくあたたかい絵も素敵な一冊です。

『おばあちゃんとつくったよ! おいしいほしがき』

『おばあちゃんとつくったよ! おいしいほしがき』

写真:細川剛 文:宇部京子
出版社:ひさかたチャイルド

日本に古くからある保存食の干し柿。甘くておいしい干し柿はどのように作られているのでしょうか。この本では盛岡市の干し柿づくりが紹介されています。渋くて食べられない柿がおいしくなる、干し柿のヒミツをおばあちゃんが教えてくれますよ。柿が少しずつ干し柿へと変わっていく様子を写真で見られるのも楽しい本です。大人と子どもが一緒にできる、おいしい干し柿の作り方ものっています。

『11月のおはなし どんぐりカプセル』

『11月のおはなし どんぐりカプセル』

作:市川宣子 絵:松成真理子
出版社:講談社
価格:1,100円

ふうちゃんとあきちゃんは大の仲良しで、毎日どんぐりの木のあるお屋敷の前で待ち合わせて学校へ行きます。ところが、あきちゃんが引っ越すことになってしまいました。そんな二人に、お屋敷に住んでいるおじいさんが教えてくれました。どんぐりには木の思い出が詰まっている事を。風が吹くと、どんぐりの木から思い出の音が聞こえてきます…。ちょっぴり不思議な、心があたたかくなるお話です。