冬を感じる絵本・児童書

冬を感じる絵本・児童書
本を選んでくれたのは…

むすび詩文庫/菅田詩乃さん

「図書館司書の経験も活かしながら、岩手県と宮城県をメインに、移動古本屋、店舗の本棚コーディネート、読書会等の本に関するイベントやワークショップなど、本と人をつなぐ活動をしております。最新の活動内容については、インスタグラム(@musubiuta_books)をご覧ください。」

かぜビューン

かぜビューン

作・絵:tupera tupera
出版社:Gakken
価格:1,210円

冬といえばやはり強い風。実際には寒く冷たい風ですが、お話しの中では強い風のおかげでくすりと笑える場面がたくさん。しかけ絵本&ストーリーが簡単なので、小さなお子様にもおすすめです。

ゆきのうえゆきのした

ゆきのうえゆきのした

作:ケイト・メスナー
絵:クリストファー・サイラス・ニール
訳:小梨直
出版社:福音館書店
価格:1,540円

冬の間、人間は家で温かく過ごしているけど、森の動物たちはどうしているのかな? 雪の下での動物たちについて知ることができる絵本です。冬に森に行くと動物たちの生活の跡が垣間見れるなど、知識も身に付きますよ。

ないしょでんしゃ

ないしょでんしゃ

作:薫くみこ
絵:かとうようこ
出版社:ひさかたチャイルド
価格:1,320円

「もりのてつどう」は、冬はおやすみ。仕事を終えほっとした駅長さんがうたたねすると、その間に電車が動き出し…。同シリーズの絵本を何度か読み聞かせした際、いつも評判がよく、読み手も楽しかった経験があります。かとうようこさんの絵が、物語を豊かにしてくれます。