fam[ファム] 2024年冬号
妊婦さん、子育て中のパパ・ママに知っておいてほしい、歯科に関することをアドバイスいたします!
赤ちゃんの鼻水対策
冬は風邪の季節。赤ちゃんは母親の免疫に守られていますが、それでも鼻水が出て鼻づまりになることがあります。赤ちゃんは、基本鼻呼吸。鼻水が出ると息が苦しくて機嫌が悪くなったり、おっぱいが飲めなくなって入院が必要になったり。3歳頃までは上手に鼻をかむことができないため、鼻がつまって口呼吸になり、そのままお口ポカンが常態化することも。お口ポカンになると、歯並びへの悪影響もありますので、鼻水のケアは重要なのです。
鼻水吸引のタイミング
・鼻水が多い時(頻繁に吸引)
・食事(授乳)前、睡眠前
鼻水吸引器を用意して、ベットサイドに置いておきましょう。夜間、鼻づまりで寝苦しく、泣くようであれば、吸引してあげると入眠しやすくなります。鼻がつまっているときは、上体を少し起こして入眠させるのもポイント。横に寝かせると顔面に流れる血流量が増え、鼻がつまりやすくなります。おんぶやだっこ、または布団の下にクッションを入れたりして上体を起こした状態で入眠させ、ぐっすり眠ったら横にしてあげると、苦しくなく眠れます。睡眠と栄養がしっかり取れることで免疫が高まり、回復が早まります。夜泣きが減って、お母さんも助かります。
鼻水ケアにおすすめの器具
電動鼻水吸引器「メルシーポット」&別売「ロングシリコンノズル」。
口で吸う簡易タイプの鼻水吸引器もありますが、鼻水を奥からしっかり吸うためには電動がおすすめ。さらにノズルは付属のものから別売りのロングタイプに交換して、鼻腔に挿入して吸引しましょう。詳しくは、当院へお問合せください。