木や森がテーマの絵本・児童書

木や森がテーマの絵本・児童書
本を選んでくれたのは…

岩手県立児童館 いわて子どもの森/佐藤 星河さん、佐々木 光美さん、菅 智美さん

「一戸町にある県立の大型児童館で、合言葉は“おとなも こどもも のんびり ゆっくり ぽけーっとしようよ”です。館内にある絵本の部屋「ヨムヨム」では、南の島のリゾート気分を味わいながら、のんびりゆっくり絵本を楽しむことができますよ。みなさんのご来館をお待ちしております。」

『森のアパート』

森のアパート
Version 1.0.0

作・絵:竹内通雅
出版社:ビリケン出版
価格:1,760円

太陽が沈むころ、動物たちは深い森のなかへと入っていきます。「ただいま~」の声とともにみんなが“森のアパート”へと帰ってきました。ごはんを食べるネズミの家族やリラックスしてシャワーを浴びるアリクイ、ページをめくるたびに動物たちの部屋をのぞきこんでいるようなワクワクした気持ちになります。「他にはどんな動物たちが住んでいるかな?」など、親子で考えてみるのもおもしろいですよ。

『木はいいなあ』

木はいいなあ

作:ユードリイ
絵:シーモント
訳:さいおんじさちこ
出版社:偕成社
価格:1,100円

春夏秋冬いろいろなかたちで私たちを楽しませてくれる木の魅力が、優しい水彩画で描かれています。夏には木陰で涼んだり、秋には落ち葉に寝っ転がったり、たき火をしたり…。またある時は、木の上でのんびりした時間を過ごすこともできます。この絵本はそんな人々の生活に寄り添う木の優しさであふれています。自然のぬくもりを感じながら「木はいいなあ」という気持ちにさせてくれる1冊です。

『雑木林のコレクション』

雑木林のコレクション

著:今森光彦
出版社:フレーベル館
価格:1,760円

いろいろな木が集まっている雑木林は、季節によって様々な姿を見せてくれます。この本は、そんな雑木林の四季の変化を感じることができる1冊です。また、木だけでなく昆虫や動物などの生き物たちも紹介しています。写真がたくさん載っていて、見ているだけでまるで森の中を探検しているような気分になりますよ。図鑑代わりにこの本を持って、実際に雑木林を歩いてみるのもオススメです!